令和4年4月1日より保険適用が拡大され、当院でも一般不妊治療(タイミング、人工授精)から高度不妊治療(体外受精、顕微授精)まで保険診療で行うことが可能になりました。 しかしながら保険診療では検査の回数、採卵の数、使用できる機器、くすり等に、国の規定による制限がかかります。加えて一部の先進医療を除き、保健診療を精度のより高い自費診療と同時に混合して行うことは、 制度により認められておりません。
ご年齢の若いカップルの方であれば保険適用の治療により相対的に短い期間にて妊娠の結果が望めます。 ただご年齢が高めのカップルの方、あるいは医学的見地の診断をもってこのままでは治療期間が無下に過ぎるばかりと判断された場合には、専門医師より丁寧に説明申し上げ、 保険治療よりも高率で妊娠が望める高度生殖補助医療(ART)への移行をお勧めしています。当院では常に最先端の技術を取り入れ、最高級品質の培養液等を使用し、トップレベルの優秀な胚培養士スタッフと共に、 お身体に負担の少ないお一人お一人にあった妊娠に向けた治療プランをご提示いたします。
当院は開業して65年。たくさんの可愛い赤ちゃんの誕生に立ち会ってまいりました。 当院の不妊治療にてご妊娠され、当院にてご出産される患者様には特別の割引サービスをご提供いたします。ぜひ院内にてお問い合わせください。 皆様の望みが叶いますように、スタッフ一同お待ち申し上げております。共に前に進んでまいりましょう。
院長 鈴木康夫
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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17:30〜 | 鈴木(康) | 鈴木(康) 16:00〜 |
鈴木(康) | ― | 鈴木(康) | ― |
卵巣の年齢を調べるための検査です。採血だけの簡単な検査です。
不妊治療はまだ考えていないが、とりあえず簡単な検査だけでもとお考えの方はご相談ください。
ヒューナーテストは、性交後の子宮頚管粘液の中にある精子の状態を見る検査です。検査の24時間以内に性交渉を行ない、子宮頚管から粘液を採取して顕微鏡で調べます。
卵管造影検査は、X線に反応して白く写る造影剤を子宮の中に注入して卵管の通り具合をみる検査です。 不妊症検査の中でも早期に行われるべき、必須の検査とされています。
精液量と精子の数を調べる検査です。精子の数が多ければ多いほど妊娠する可能性は高まります。現在提唱されている値では精液量が最低1.5ml、精子数がおよそ3千9百万匹以上とされています。これより精液量と精子数が少ない場合は妊娠する可能性が大きく減るといわれます。
また、当院では従来の一般精液検査に加えて、分析装置により精液の質や運動性を評価するSperm Quality Analyzer(SQA)を導入し、Sperm Motility Index(精子自動性指数:SMI)の算出をルーチンに行なっています。SMI値は精子の受精能力すなわち受精率と強い相関を示します。2~3回測定をすることにより、人工授精の適応を検討し、体外受精の際に治療方針(顕微授精)を適応するかどうかの判断材料の一つとして用いております。
女性の若さと健康、美しさを支えているのが卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンです。卵巣のはたらきが衰えて女性ホルモンの分泌量が減ると、心身にさまざまな不調が出てきます。女性ホルモン検査は、血液中の卵巣ホルモンと下垂体の卵巣刺激ホルモンの値を調べることで、卵巣の機能をチェックします。
超音波検査は、膣内にプローブと呼ばれる超音波を発生させる機器を挿入して行います。子宮や卵巣の状態をよりよく把握するために用いられる検査法です。
タイミング療法は、超音波検査による卵胞の直径の計測や尿中LH検査などを行なうことで、排卵日をより正確に予測し、性交渉を行なう最適なタイミングを医師がアドバイスする方法です。 もっとも自然な妊娠に近く、負担の少ない不妊治療です。
人工授精は、精液を洗浄濃縮し、子宮内に精子を注入する方法で、以下のような場合に行ないます。
1.精子に問題がある場合(乏精子症)
2.射精障害や性交障害
3.ヒューナーテストの結果が良くない場合
ホルモン補充などにより卵を作ります。
成熟した卵子を体の外へ取り出します。
採卵した卵子を精子とかけあわせて受精させます。
受精卵を培養室で培養します。
成長した胚を凍結し保存します。
凍結保存した胚を融かし体の中に戻します。
子宮の内膜を厚くさせて、着床しやすいようにします。
培養器内にて、光、酸素などのストレスを最小限に抑えながら培養中の胚を連続撮影することが可能になります。タイムラプスの画像情報を用いて胚を選択することで、標準的な方法と比べ、流産率が有意に低下することが報告されています。更に、妊娠しにくい胚の選択を回避し、妊娠しやすい胚を優先して移植することは挙児獲得率の上昇に繋がります。また、タイムラプスは全ての年齢層の患者に対する妊娠率の向上が報告されているので、高齢患者にとっても朗報です。
一般不妊治療管理料:750円(3ヶ月に1回)
人工授精:5,460円
900円
9,600円(0個の場合)
卵数毎に下記を加算
1個 | 7,200円 (合計16,800円) |
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2~5個 | 10,800円 (合計20,400円) |
6~9個 | 16,500円 (合計26,100円) |
10個以上 | 21,600円 (31,200円) |
(麻酔は別途)
12,600円(個数にかかわらず)
1個 | 14,400円 |
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2~5個 | 20,400円 |
6~9個 | 30,000円 |
10個以上 | 38,400円 |
両方実施の場合は、顕微授精代+媒精の半分(6,300円)
※TESE精子使用の場合は15,000円加算
1個 | 13,500円 |
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2~5個 | 18,000円 |
6~9個 | 25,200円 |
10個以上 | 31,500円 |
1個 | 4,500円 |
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2~5個 | 6,000円 |
6~9個 | 7,500円 |
10個以上 | 9,000円 |
新鮮胚移植 | 22,500円 (AHA込み:25,500円) |
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融解胚移植 | 36,000円 (AHA込み:39,000円) |
※AHA(アシステッドハッチング)3,000円
1個 | 15,000円 |
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2~5個 | 21,000円 |
6~9個 | 30,600円 |
10個以上 | 39,000円 |
※回数のカウントは、「移植」までした場合を基準とし、「採卵」の回数ではありません。
※将来使用目的での採卵は保険対象外です。
※高額療養費限度額制度使用した場合は還付あり。
2022年12月1日より適用
自費(税込) | 内容 | 備考 | |
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採卵 | 110,000円 | ― | 個数に関わらず一律料金 |
44,000円 | ― | 採卵後に卵子が得られなかった場合 |
自費(税込) | 内容 | 備考 | |
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体外受精(IVF) | 55,000円 | 卵子に精子を振りかけて体外受精を行います | 個数に関わらず一律料金 |
顕微授精(ICSI) | 88,000円 | 顕微鏡下で卵子に精子を注入する方法を行います | 5個まで一律料金 6個目から1個実施毎に5,500円加算します |
IVF+レスキューICSI (IVF+r-ICSI) |
110,000円 | IVF後に受精の兆候がない卵子にICSIを実施します | r-ICSIを1個実施毎に5,500円加算します |
TESE-ICSI | 33,000円 | 精巣内精子採取術(TESE)により採取した精子を使用してICSIする場合 | ICSI料金に別途加算します |
卵子活性化 | 22,000円 | 受精率が低い患者様に、ICSI後に実施します |
自費(税込) | 内容 | 備考 | |
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受精卵培養 | 77,000円 | IVFおよびICSI後に3日目まで培養した場合 | 8個まで一律料金 8個毎に11,000円を加算します |
胚盤胞培養 | 55,000円 | 受精卵を胚盤胞まで培養した場合 | 8個まで一律料金 8個毎に11,000円を加算します |
自費(税込) | 内容 | 備考 | |
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胚凍結(凍結時) | 55,000円 | 初期胚または胚盤胞を凍結保存します | 採卵毎に発生します 5個まで一律料金 1個毎に11,000円を加算します |
凍結保管料 | 33,000円 | 凍結胚を保管します | 採卵毎に発生します |
凍結保管延長料 | 33,000円 | 凍結胚を1年後に延長保管する場合 | 採卵毎に発生します |
自費(税込) | 内容 | 備考 | |
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新鮮胚移植 | 110,000円 | 初期胚または胚盤胞を新鮮胚移植します | |
融解胚移植 | 110,000円 | 凍結胚を融解して胚移植を行います | |
凍結胚融解 | 55,000円 | 凍結胚を融解します | |
2段階胚移植 | 33,000円 | 初期胚と胚盤胞を同一周期に2回移植します | 新鮮・融解胚移植料金に加算します |
AHA (アシステッドハッチング) |
27,500円 | 透明帯の一部を開口して、孵化を助ける処置をします | |
高濃度ヒアルロン酸含有培養液 | 11,000円 | 移植専用の培養液を使用して移植した場合 |
※2段階胚移植を希望される場合、融解費用・AHA費用・高濃度ヒアルロン酸含有培養液使用費が2回必要になる場合があります。
自費(税込) | 内容 | 備考 | |
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精子処理 | 22,000円 | 提出された精液から、運動精子を回収します | 精子処理 |
精子凍結 | 22,000円 | 採卵日より事前に凍結保存を行います | 凍結日毎に発生します 凍結チューブ6本目から1本毎に5,500円加算 |
精子再凍結料金 | 3,300円 | 凍結精子を融解し使用後に余った精子を再度凍結します | |
凍結保管料 | 33,000円 | 凍結精子を保管します | 凍結日毎に発生します |
凍結保管延長料 | 33,000円 | 凍結精子を1年後に延長保管する場合 | 凍結日毎に発生します |
凍結精子融解処理 | 22,000円 | 事前に凍結した精子を使用して治療を行います | |
精巣内精子採取術(cTESE)における精子処理費用 | 44,000円 | 閉塞性無精子症の患者様の精巣精子を回収処理します | |
精巣内精子採取術(mTESE)における精子処理費用 | 88,000円 | 非閉塞性無精子症の患者様の精巣精子を回収処理します |
※尚、各料金は予告なく変更になる場合がございます。ご了承下さい。
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